梅雨入りと夏用マスク

中国、近畿、東海で梅雨入り

6月10日、中国地方は梅雨入りしました。

今年はコロナの影響もあって、春から初夏にかけて、一年で一番爽やかな季節を屋外で楽しむ機会がほとんどありませんでした。季節感がマヒしているような感じで、今、「梅雨が来ました!」と言われても、なんだかピンときません。

とはいえ、梅雨入りとともに、急に蒸し暑くなってきたのも事実で、これからの季節、マスク着用はキツイなぁと改めて憂鬱な気持ちになっているところです。

趣味のランニングでは、この数カ月は、コロナの影響で10㎞以上の長距離走を自粛していました(不要不急の外出自粛に加え、マスクランでは息苦しくて長距離を走るのはキツいのです)。最近、ようやく、ゆっくりペースの20㎞走などを復活したところですが、ここ数日、急激に蒸し暑くなり、コロナとは別の体力的・精神的な理由で長距離を走るのが厳しい季節になってきました。特にマスクラン(Buffラン含む)では、暑いわ、蒸れるわ、息苦しいわで、昼間の20㎞走は危険を感じるレベルです。

マスク着用は感染症対策には必須ですが、夏には熱中症のリスクも高まります。これはランナーに限った話ではなく、多くの人に注意が必要でしょう。特に、夏休みが大幅に短縮される子どもたちが、学校にいる間はマスク着用ということになれば、熱中症対策に例年以上に気を配る必要があります。

現在、大人も子どもも、「新しい生活様式」を守るよう要請されています。外出時のマスク着用は必須とされていますが、これからの季節は、ウォーキング、犬の散歩、ラジオ体操、体育の授業など、屋外でマスク着用には、熱中症には十分注意し、周囲に人がいない場合はマスクを外しても構わないなど、別のアナウンスが必要ではないでしょうか。熱中症も、命に関わる場合があります。体調に異変があれば、躊躇なくマスクを外すべきだと私は思いますが、世間の同調圧力に抗うのは、勇気が要るものです。真面目な人が人目を気にして、マスクを外せず、熱中症で倒れるという悲劇は防がなくてはなりません。行政には、積極的な啓発活動をお願いしたいと思います。特に、子どもの学校でのマスク着用については、先生などがよくよく留意すしる必要があります。もちろん、現場任せにするのではなくて、教育委員会なども必要な対策を講じるべきです。

ところで、夏用マスクと言えば、最近はスポーツ用品のメーカーなどから、涼しい、蒸れないなど、機能性の高いマスクが販売され話題になりました。今後も、様々なメーカーが競って、高機能でファッション性の高い夏向けマスクを市場に投入するそうです。技術革新によって、感染症対策と熱中症対策が両立できる商品が続々と出てくることは素晴らしいと思いますし、そのような新しい市場において、メイドインジャパンの製品がシェアを獲得できれば、喜ばしいことです。

夏用の高機能マスクは、現在、人気が高く品薄で、入手しにくい状況が続いています。ネット抽選などを経ずに、欲しい人が普通にお店で買える状況になってほしいです。

 

 

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