岡山県、19日から外出は原則自由

岡山県は、新型コロナ対策感染症対策にかかる行動制限を段階的に緩和していますが、6月19日~7月9日の対応が決まりました。外出は原則自由、飲食や買い物など普段通りの活動を促し、東京などへの移動も仕事や帰省には制限を設けません。

岡山県 19日から外出は原則自由 観光は中国5県や四国など推奨

東京では、この1週間、連日、20人から50人くらいの感染者が出ていますし、北海道や北九州など各地で小規模なクラスターが散見されます。感染が収束したとはいえ、ウィルスが消えてなくなったわけではありません。PCR検査体制が拡充してきたこともあり、今後も一定の感染者がだらだら出続けるでしょう。ただ、感染が「点」のレベルに収まり、「面」レベルの感染連鎖に繋がらない限り、それは想定内。社会経済活動を正常化するためにも、「新しい生活様式」に気をつけつつ、段階的に行動制限を緩めていくことに異論はありません。

ここ数日、私のところにも、地域の夏祭りや盆踊りの開催中止の案内が届きます。「おかやまマラソン」や「うらじゃ」など、市内で行われる大規模イベントの中止が相次ぎ発表される中で、自治会や町内会の役員の皆さんが、万が一を想定し、慎重な判断を下さざるを得ない事情はよくわかります。地域行事に限らず、身内で行う飲み会などでも、幹事さんが頭を悩ませた挙句、やっぱり今は止めとこうという結論に至るケースも珍しくないでしょう。

ずっと言い続けていますが、感染症対策における人々の行動制限は、エビデンス(科学的な根拠)に基づく安全性の問題というより、社会に漂う空気感や、何かあった時に批判されるリスクを避けたいという、人の心理的な問題によるところが大きいように思います。

そうであれば、行政など公的な機関が、まずは「ここまでは良いですよ!」という基準を示すことは、大変重要です。今回の県の対応指針は、「外出は原則自由、飲食や買い物などは普段通り」ということですから、イベントや飲み会の開催を悩んでいる主催者、幹事さんなどの背中を押す効果は大きいのではないでしょうか。

繰り返しますが、ウィルスが撲滅されていない以上、少数の感染者が出たり、特定の地域や場所で小規模なクラスターが発生することは、今後もあるでしょう。感染者数等の数値は注視すべきですが、感染状況が点から面に広がらない限り、一喜一憂し、過剰に喜んだり怖れたりする必要はないと思います。

とはいえ、中国の北京やドイツなど、いったん感染が収束した後、大規模なクラスターが発生し、再び感染拡大の懸念が高まっているところもあります。こういう現実を目の当たりにすると、本当にやっかいなウィルスだと痛感します。ただ、今は、今年の1~3月頃と違って、ウィルスの特性などもずいぶんわかってきました。日本で感染が拡大し始めた頃は、相手の正体がわからないがゆえに、過剰に守りを固めていた部分もありましたが、この数か月間で得られた知見を基に、感染症対策と社会経済活動の維持に関して、よりバランスのとれた政策を展開していかなければなりません。もちろん、私自身もしっかり勉強し、行政のチェック機能を果たしていきたいと思います。

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