2021衆院選挙での私の立ち位置

31日の投票日を控え、2021年の衆議院議員選挙は最終盤に入りました。

私は、自分の地元の小選挙区は立憲民主党の津村啓介さんを、比例区は国民民主党を応援しています。単なる応援にとどまらず、それぞれの選対の中心メンバーとして活動しています。

小選挙区と比例区で応援している政党が違うのは、小選挙区比例代表並立制という選挙制度の下では珍しくはありません(例えば、多くの公明党地方議員は、選挙区は自民候補、比例区は公明党などと訴えています)。ただ、わかりにくいのは確かなので、この場を借りて、私の立ち位置を説明することにします。

まず、私は、特定の党に所属しない「無所属」の地方議員です。無所属ではありますが、どの政党や候補者にも関与しない、又は等距離をとる、政治的に中立な立場をとっているわけではありません。私は、旧民進党、旧国民民主党では、党県連の幹事長を務めるなど、民主党の流れを組む政治勢力のメンバーの一員であり、また、連合岡山やUAゼンセン(出身の天満屋労組などが加盟する産業別労働組合)の組織内議員として、これらの団体が推薦する候補者や政党を応援すべき立場です。

私の選挙区である岡山市中区では、小選挙区の候補者として「津村啓介」さんが立候補しています。津村さんは、私が県議になるきっかけを作ってくださった方であり、私の2回の選挙を物心両面で支えてくれた恩人です。現在、津村さんは立憲民主党に所属し、私は無所属で活動していますが、彼との関係性に変わりはありません。岡山市議会議員の高橋雄大さん(無所属)とともに、岡山市中区での政治活動において、地域から持ち込まれる陳情や要望等に対し、国、県、市、いずれの課題であっても連携・協力して課題解決に取り組んでいます。県政に関する調査において、津村さんや津村事務所には、国の資料を集めてもらったり、省庁の担当者を紹介してもらうなど、県議会議員の仕事を全うするうえでの重要なビジネスパートナーでもあります。

以上を踏まえ、今回の衆院選で(これまでの選挙でもそうでしたが)、私は、当然のように津村さんを応援していますが、今回は、津村さん本人からの要請もあり、津村啓介選対本部の本部長を仰せつかっています。単なる応援団の一人ではなく、津村選挙の責任者という立場なので責任重大です。津村さんの選対本部長は、これまで故・江田五月元参議院議長などが務めてこられ、私などには釣り合わない大役ですが、引き受けた以上は、責務を全うし、何としても小選挙区での勝利を果たしたいと思っています。

他方、比例区選挙では、国民民主党を応援しています。前述の通り、私は、旧国民民主党で県連幹事長の任にありましたが、昨年秋に旧国民、旧立憲が解党し、旧国民岡山県連も解散しました。その後、両党は完全合流に至らず、新立憲、新国民の二つの党に事実上分裂しました。その時点で、私の政治信条や理念に最も近かったのは新国民でした。同党がスローガンとして掲げる「対決より解決」「批判より提案」という言葉は、私自身の政治姿勢とも重なり、共感できるものでした。そういう個人の政治信条に加え、所属するUAゼンセンの組織内議員の所属政党に関する方針が固まっていなかったこともあり、関係者からいろいろお誘いをいただいたものの、私は新立憲には参加しませんでした。一つの選択肢として新国民の県組織を立ち上げることも考えましたが、これまで旧国民でともに汗を流した仲間の多くが新立憲に移り、立憲入りを見送った方も旗幟を鮮明にできない事情を抱えていたりして、県内で同志を集める目途が立たず、現実的な選択肢ではありませんでした。

そうこうしているうちに、岡山県では、旧国民所属の国会議員、国政選挙候補者全員が新立憲に移り、小選挙区1~5区全てで新立憲の候補が擁立されました(5区では、その後に紆余曲折があり、立憲候補が決まったのは公示直前でしたが)。連合岡山も、衆院選の全小選挙区で同党の候補者を推薦する流れが早々に出来上がりました。連合岡山会長経験者の私が、このような動きに逆行すべきでないと考えたことも新国民に参加しなかった理由の一つです。

また、当時は、国会議員(特に野党議員)が、国政選挙が近づくたびに右往左往し、地方議員や地方組織への配慮も主義主張も後回しにして、目前の選挙の当選確率を上げるために離合集散する(個人の感想です)姿に辟易しており、政党から距離を置きたいという気持ちもありました。

その後、所属するUAゼンセンをはじめ民間労組の組織内国会議員が相次いで新国民に入党し、民間労組の多くが、来年7月に行われる参議院選挙において新国民を支持することになりました。私も組織内地方議員の端くれですから、党籍に有無に関わらず、次期参院選では、新国民支援を軸足を置き対応していくことになります。

昨年秋の時点で、新国民は衆議院島根1区に候補者(比例中国ブロックにも重複立候補予定)を擁立していました。その後、その候補者が立候補を取りやめ、代わりに擁立した候補者も不祥事で除籍になり、衆院選公示直前まで国民民主党の中国地方における候補者はいない状況でした。最終的に、前回、希望の党から岡山5区で出馬し惜敗した樽井良和さんが、新国民の比例単独で立候補することになりましたが、支援体制は非常に脆弱でした。岡山県には新国民の地方組織がないため、旧国民の県連幹事長(旧国民では中国ブロックの代表幹事もしていました)経験者で、新国民の党幹部や事務局とつながりのあった私に白羽の矢が立ち、樽井さんや党関係者などから、中国比例選挙への協力依頼がありました。津村選挙と両立できるかを考え、少し迷いましたが、もともと新国民の政策や理念に共感していることに加え、次期参院選における民間労組の候補者全員の勝利を目指す立場から、その要請を引き受けました。津村さんの選対が、後援会組織やボランティアの方、労組選対などを中心に、体制が整ってきたことも背中を押しました。

新国民は、この1年間、県連組織がなく、所属議員もいないため、街頭に旗1本立つことなく、1台の街宣車も走らず、1枚のビラも配られませんでした。選挙は、政党や候補者の政策や政治姿勢を訴える最も重要な機会です。国民民主党がこの衆院選で訴えている「積極財政への転換」や「給料が上がる経済」は、私自身も大いに共感しており、今の日本に必要な政策だと考えます。この衆院選において国民民主党の名前や政策を岡山県の有権者に知っていただき、来年7月の参院選も見据えながら、少しでも党勢を上げていきたいと思っています。そのためのお手伝いに、微力ながら汗を流しているところです。

長文の投稿になってしまいました。今回の選挙での私の動きについて、わかりにくいと言われることがあるので、出来るだけ丁寧にお伝えしたつもりです。私は、無所属の地方議員ではありますが、国政選挙においても、自分なりのポリシーを持ち、目指す社会の実現に向け、積極的に関与し行動しています。ご理解をいただければ幸いです。

 

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