県政報告会を開催しました
4月22日、「髙橋とおる県政報告会」を開催しました。
私は、民進党の岡山市議会議員・高橋雄大さん(岡山市中区)と共催で、概ね2か月に1回くらいのペースで、「県政・市政報告座談会」を開催しています。選挙区の小学校区(地域によっては中学校区)単位で実施している、規模20~40人くらいのミニ集会です。この「座談会」とは別に、年に1回、私単独で、少し大規模な規模で行うのが「県政報告会」です。22日は、絶好の行楽日和の日曜日にもかかわらず、約100人の支援者の皆さんにお集まりいただきました。ご多用の中、ご来場いただいた皆様に心より感謝致しております。
当日は、伊原木隆太岡山県知事、大森雅夫岡山市長をはじめ、多くのご来賓の方のご臨席を賜りました。お陰で、たいへん有意義な報告会にすることが出来ました。併せて、御礼を申し上げます。
報告会で、私は、この3年間の議会質問(代表質問1回、一般質問7回)を振り返り、ポイントを絞ってその質疑内容を紹介しました。私がこの3年、重点的に取り組んできた政策について理解を深めていただけたものと思います。併せて、民進党が中心になって結成される新党のこと、来年に迫った統一地方選挙に向けた私の決意などもお話ししました。話している側からすると、あっという間の約20分でした。(聴いている側、ならびに運営スタッフからすると、長かったかもしれません。すいません。)
会の終わりには、この春休みに私の事務所でインターンとして政治活動に取り組んだ岡山大学法学部の藤田千里さんに、活動報告をしていただきました。おじさんの話が続いた会場に、最後に女子大生による爽やかかつ華やかな風が送り込まれ、とても新鮮でした。司会を務めた東和虎くんも、やはりこの春、うちの事務所でインターン活動に参加した学生さん(同じく岡大生)ですが、驚くほど見事な司会進行ぶりでした。二人とも、素晴らしい!
いつも申し上げていることですが、県政というのは、国政ほど注目されず、市政ほど身近でもない、中2階のような行政単位で、何をやっているのかわかりにくいところがあります。議会での質疑も、地元の山陽新聞以外のメディアで取り上げられることはほとんどなく、県民の皆さんに、議会でどのようなことが議論されているのか、が十分に伝わっているとは思えません。
私は、この3年の間に、県政レポートを15回発行し、ミニ集会(座談会)を20回以上行い、そして、今回、3回目の「県政報告会」を開催しました。ホームページでの情報発信も含め、岡山県議会議員の中でも、最も広報活動に力を入れている議員の一人だと自負しています。私たちの報酬や活動の原資は、県民の皆さんからいただいている貴重な税金であり、この仕事は「やる」だけでは不十分で、何をやっているのか「伝える」責任があると強く思うからです。
最近、岡山県議会議員がメディアで取り上げられるのは、出張報告書のコピペとか、政務活動費の使途の問題とか、トホホ…な話題ばかりです。日々、地域を回っていると、特定の誰それの問題ではなく、議員全般が県民から信頼されていないと実感することが、しばしばあります。出張報告のルールづくりとか、政務活動費の支出基準の点検・見直しは進めるべきですが、問題の本質は、そういうテクニカルな話ではなく、政治に対する信頼の問題ではないかと思っています。
私が、議会のたびにレポートを発行するのも、それを郵送するだけでなく、1軒1軒お宅を訪ね手渡しすることにこだわる(ある調査によると、政治家からに郵送物の6割以上は未開封のままゴミ箱に直行するそうです)のも、ミニ集会や報告会を定期的に開催するのも、街頭に立ってマイクを握るのも、地域の行事に参加するのも、こうしてブログを更新するのも、突き詰めれば、県民の皆さんと信頼を築きたいからです。大抵の人は、会ったこともない人、声を聞いたこともない人、何をやっているか・考えているかわからない人を、信頼しませんし、できるはずがありません。まずは、県民の皆さんとの接点をつくること。自分たちがやっていることを正しく、タイムリーに伝える努力をすること。政策の勉強や立案・提案とともに、議員にとって最も重要な仕事だと考えています。信頼は、地道な取組の積み重ねからしか得ることは出来ません。
「県政報告会」は、日ごろからご支援を賜っている皆様へ、ある程度まとまった時間をとって、自分のやってきたことを伝える重要かつ貴重な機会です。ちゃんと伝えたいことが伝わったか、自分のプレゼンには反省する点が多いのですが、少なくとも、ご来場いただいた皆様と信頼関係は深まったと信じています。
繰り返しになりますが、この報告会にご参加頂いた方、運営に関わったスタッフに心から感謝致します。本当に、ありがとうございました。