国民民主党に移行します

5月7日、国民民主党が結党されます。今日から、私も同党の一員として活動することになります。この場を借りて、ご報告致しますとともに、引き続き、変わらぬご高配を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

国民民主党は、民進党が継続政党となり、そこに新しい仲間(希望の党から合流される方が大半ですが)が加わる形で設立されます。民進党に所属する議員は、結党と同時に自動的に国民民主党に移行するので、私自身には、重大な政治決断をしたという思いはありません。

新党の綱領・組織・規約や基本政策は、民進党のそれを踏襲したものです。加筆修正された部分もありますが、それは、この半年間の党再生の議論において、地方議員や女性議員、若手の議員などから問題提起された内容が盛り込まれたもので、民進党の理念、組織、基本政策などがブラッシュアップされたと受け止めています。私は、これまで、旧民主党・民進党の理念や政策に共鳴し、政治活動に取り組んできました。今後も、自らが大切にしてきた政治信条や政治的な立ち位置を、ぶれずに貫くつもりです。そうであれば、新党へ移行するのは自然なことで、党を離れる理由は見つかりません。これまで同様、目指すべき社会像の実現に向け、地方議員の立場から一生懸命頑張ります。

他方で、岡山県連の所属議員も含め、党を離れる仲間がいるのも事実です。県連幹事長である私は、相談を受ければ慰留する立場ですが、基本的には、政治家それぞれのご判断を尊重したいと思います。昨年の衆院選を機に起こった民進党の分裂は、理念や政策の違いによるものというより、国政選挙に勝つための戦略の誤りに起因しています。今回の新党結成も、その誤りを正し、あるべき姿に修正していためのプロセスだと受け止めています。一連の離合集散は、地方が直面する政治課題や地方議会の勢力図などと無関係に起こりました。私たち地方議員からすれば、本来の自分たちのフィールドとは別のところで起こった出来事により、政治生命を左右する選択を余儀なくされるのは不本意です。ただ、「巻き込まれ事故」であっても、事故に遭ったことは事実であり、いくら不本意でも事故処理をしなければなりません。そういう忸怩たる思いの上に、一人ひとりの判断があります。

多くの人に支えられる政治家の判断は、自分一人のものではなく、ご支援・ご協力をいただいている方々との関係性の中で決まる面もあります。実際、政治的な立場や政策に変わりはなくても、一連の経緯の中で、新党と一線を画さざるを得ない仲間も出ています。また、「数合わせ」とも揶揄される新党の現状に嫌気がさして党を離れる仲間もいます。それぞれの事情や心情を理解し、そのような方々ともこれまで同様、力を合わせて地域の課題解決に尽力していきたいと思います。

これまで民進党岡山県連には、所属する地方議員で構成する「自治体議員団会議」という組織があり、各地方議会の政策課題に関する情報共有や、その解決に向けた調査・研究などを行っていました。5月2日の民進党岡山県連の最後の常任幹事会は同会議との合同会議として開催されましたが、そこで、党内機関である「自治体議員団会議」を党の外に出し、「自治体議員フォーラムおかやま(略称:フォーラムおかやま)」という名称で、その枠組みを維持することを決定しました。「フォーラムおかやま」は、現時点では、これまであった「民進党岡山県連・自治体議員団会議」の看板を書き換えただけの組織ですが、手続き上は新たな政治団体として設立されることになります。

「フォーラムおかやま」は、岡山における立憲民主党や無所属の地方議員の皆さんとの連携の機軸になるものです。統一地方選挙を見据え、現状を維持するだけでなく、今後、さらに活動を充実させていくべきでしょう。個人的には、国政の都合に翻弄され続けたこの半年間の反省に立ち、国政政党から一定の距離を置いた形で運営される、地域独自の政策集団の必要性を感じており、「フォーラムおかやま」を、いわゆる「地域政党(ローカルパーティー)」的なグループに発展させていくことも検討すべきだと思っています。

国民民主党の結党は、理念や政策を共有する同志を再結集するための一つのステップですが、その先には、「日本に政権交代可能な政治の仕組を定着させる」という大きなミッションがあります。政権交代可能な政治システムの構築は、江田五月元参議院議員のご父様である江田三郎先生が、ここ岡山で掲げた旗印です。江田イズムを引き継ぐ私たちは、その志を改めて胸に刻み、再スタートを切ります。

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