陸前高田市に学ぶ

8月1日に東京で行われたセミナーに参加しました。以下、同日のFacebookの投稿です。

昨晩のうちに上京し、本日、東京で開催された『災害からの復興・防災セミナー』に参加しました。

講師は、陸前高田市の元副市長で、現在は立命館大学公共政策大学院教授の久保田崇氏。

東日本大震災における陸前高田市の災害対応や復旧・復興に向けた取組について説明を受けた後、同市の反省や教訓を、自分たちの街でどのように活かしていけば良いかについて考える、というセミナーでした。併せて、災害時に活用可能な国の制度についても勉強する事が出来ました。

陸前高田市は、東日本大震災の災害対応に関する検証報告書をまとめており、その中には6つの教訓が記されています。最も重要な教訓として、いの一番に挙げられているのは、「避難が何より重要」ということでした。

このセミナーには陸前高田市の市議会議長も参加されていて、行政だけでなく議会の対応についてのお話を聞くことが出来たのも有意義でした。

質疑応答の時間には、岡山県内で現在進行形で起こっている様々な課題に関する質問をぶつけ、久保田先生から多くの示唆に富んだ回答をいただきました。

参加する前は、時間を割いて、東京まで行くのもどうかなぁという気持ちもあったのですが、勉強に来て良かったです。ただいま、新幹線で帰岡中です。

残念ながら、いまや岡山県は、「自然災害の少ない県」ではなく、「被災地おかやま」として全国区になってしまいました。今回の水害を機に、岡山県は「防災先進県」として生まれ変わらなければならないと強く思っています。陸前高田市の反省や教訓は、本当に参考になることばかりでした。講師の先生に聞きたい事があり過ぎて、抗議の時間の中で消化しきれないところがあったので、図々しくも、さらにメールなどで問い合わせるつもりでいます。

受講料のモトはとれたと思っています。

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