国際陸連の厚底シューズに関する新基準

度々このブログでも取り上げてきた、ナイキの厚底シューズの問題ですが、国際陸連の新ルールが発表されました。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200201-02010053-sph-spo

>ワールドアスレチックス(世界陸連)は31日、男女マラソンの世界新など相次ぐ好記録を受けて規制の可能性が取り沙汰されていた米スポーツ用品大手ナイキの厚底シューズ「ヴェイパーフライ」シリーズについて、これまで市販されてきたタイプの使用を認める新ルールを発表した。一方で、4月30日以降、新規定では、靴底の厚さは4センチ以内、複数のプレートを靴底に内蔵してはいけなくなり、特注の「超厚底」は禁止される。新製品は大会の4か月前までに市販されることも使用条件となる。

まぁ、すでに市場に出回り、世界中の多くのエリートランナーがその靴を履いてオリンピック代表選考レースなどを闘っている真っ最中に、当該シューズを禁止することは大きな混乱を招くでしょうから、常識的な判断だろうと思います。以前の投稿にも書いたように、国際陸連は、当初からナイキの第4世代モデル「アルファフライ」(例の2時間切りのシューズです)の規制を視野に入れていた節があり、ヴェイパーまでは良いけど、これ以上はダメよ、というところに落ち着いたようです。靴底の厚さとプレートの枚数に制限を設けたのも、個人的には理解できるところです。ちなみに、靴底の厚さ制限は走り高跳びなど跳躍競技ですでに導入済です。長距離競技にそれが適用されても不自然ではないと思います。

もっとも、複数のプレートを一束にして1枚にしたり、プレートをコイル状にしてばね効果を強めたりするなど(技術的にそんなことが可能かどうかわからない素人のたわ言です)、新たな技術革新とともにいたちごっこは続くかも知れません。今後も、規制の範囲の中でメーカーは開発努力を続けます。やり過ぎと言う声が高まれば、新たな規制が検討されるという話なので、最初からいろいろなことを想定して規制レベルを高める必要はないと思います。そういう意味でも、常識的なルールだと思います。

ということは、アルファフライは発売されないのでしょうか?

ゴルフでも、ルール上使用できない高反発モデルのドライバーなどが市販されていて、プライベートのラウンドなどでは(こっそり?)使っている人もいるようですが、そういう形で細々と販売…という話にはならないのでしょうねぇ。ドライバーと違って、「超厚底」だけに、見ただけですぐに違反シューズだとわかりますし…。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください