ブログ、はじめました。
こんにちは。岡山県議会議員の「髙橋とおる」です。
いきなり、「冷やし中華、はじめました」的なノリのタイトルで恐縮ですが、ホームページの全面リニューアルに伴いブログを書くことにしたので、お知らせします。
連合岡山会長時代には、同団体のホームページ上に「連合岡山会長ブログ」というタイトルで、おおむね週1のペースでエッセイ風の文章を書いていました。ブログという形で情報を発信するのは、それ以来ということになります。
書き始めようと思ったのは、岡山県議会議員として、政治、とりわけ岡山県政について、もっと積極的に情報発信をすることが必要だと考えたからです。県政というのは、国政ほど注目されず、市政ほど身近でもなく、何やっているのかわかりにくく、あまり話題に上りません。とはいえ、県政に関わる費用の原資は、国民、県民の皆様からいただいた貴重な税金。何に、どれくらい使われているのか。使われ方は適切か。皆様にもっともっと興味をもっていただきたいと思います。自分の支援者や選挙区にとどまらず、より多くの、幅広い層に、効率的に情報を伝えるには、やはりネットが一番だというわけで、ブログに行き着いた次第です。
すでに記憶から遠のいているかもしれませんが、昨年行われた、東京都知事選の結果は衝撃的でした。「都民ファーストの会」を率いた小池知事への評価はわきに置きますが、1回の選挙で、地方議会の勢力図が劇的に変わるような経験によって、停滞していた都政に緊張感が生じ、個々の議員の活動も活性化したことは間違いありません。資本主義経済は、競争を通じて企業や産業の新陳代謝が進むことで成長してきました。政治にも、そのようなダイナミズムは必要だと私は思います。
残念ながら、岡山県議会は、そのようなダイナミズムとは程遠い状況がずっと続いています。おじさん的な発想が根強く残る「旧い体質」も改めたいところですが、それ以前の問題として、活力が足りていないような気がしています。最近は、県議会定例会の一般質問で、予備日を使うことが少なくなりました。手を挙げて質問に立つ議員が減ったからです(念のため、申し上げれば自民党以外は質問者の枠を目いっぱい使っているので、これは自民党の問題です)。県議会の論戦が、地元の山陽新聞以外で取り上げられることもほとんどありません。注目されるのは、出張報告書のコピペとか政務活動費の不正支出疑惑とか、そういう情けない話題ばかりです。議会における、執行部の答弁姿勢やマスコミの報道にも問題があるのかもしれませんが、やはり、これは第一義には議会の問題です。自戒を込めて、議員の質が問われているのだと思っています。
議会の活性化に向けて、自分に何が出来るのか。
まずは出来ることから始めたいと思います。以下、私の議会に臨む方針を4つ挙げます。
- 本会議でも、委員会でも、質問の機会を逃さず、積極的に質問をすること。
- 特に本会議では、しっかりと準備をして、執行部と丁々発止でやり合えるような内容のある質問をすること。
- 質問は、事実確認や批判、自分の主張の言いっ放しではなく、提案型にして、政策実現を促す内容であること。
- 議会での論戦について、県政全般について、様々な機会を捉え発信をしていくこと。
ブログは、上記4の情報発信のツールの一つという位置づけです。
とはいえ、県政マターばかりだとネタに限界がありそうなので、私の活動報告、国政に関すること、社会・経済に関すること、スポーツや文化に関すること、所属する政党のことに加え、時にはプライベートな話題も含めて、あまり制約を設けず書いていこうと思います。肩の力を抜いて、ご覧いただけると嬉しいです。
ところで、ブログを始めることを高校生の娘に話したら、「需要がないじゃろ」と言われました。生意気なJKを見返してやりたいと思っていますので、皆様、ぜひご覧ください。