新型コロナ関連情報 ~6.3保健福祉委員会より~

今年度から、県議会の「環境文化・保健福祉委員会」のメンバーとして仕事をしています。

目下の県の最重要課題の一つである新型コロナウィルス感染症対策を所管する委員会で、毎回、非常に密度の濃い議論が行われています。

委員会は、傍聴可能で(別室での中継動画の視聴ですが)、議事録も後日公開されますが、よほどのことがない限りメディア等で報じられることはなく(議員や行政の不祥事が追及されるような時には、テレビカメラがやってきますが)、普通の人には議論の内容がタイムリーに伝わりません。

新型コロナ関連の最新情報はいろいろお問い合わせも多いので、「環境文化・保健福祉委員会」の議論の概要を、メンバーである私が、ブログをご覧の皆さんに報告しようと思います。

以下、注意事項。

①お伝えするのは、コロナ関連の案件に絞ります。

②内容は、私が委員会中に記したメモと記憶をもとに書き起こしたもので、録音等に基づく正式な議事録とは「別モノ」です。

③取り上げる議案や質疑応答も、私が重要だと取捨選択したもので、全ての議題や質疑を報告するものではありません。

④出来るだけ正確な記載を心がけますが、私なりの委員会質疑の「意訳」であり、私自身の解釈が入っている可能性があります。

⑤そもそも議員間の情報共有用の資料で、県の感染状況や感染対策に関する基本情報に通じている人を対象に作成しており、県のホームページで確認できるような情報は端折っています。

⑥委員会の場で直接出た発言であっても、後で執行部に確認したり、事実関係を自分で調べたりして、事実関係の誤り等が認められた場合は、わかる範囲で修正しています。

注意事項⑤にある通り、この報告は、もともとは、同じ会派メンバーの情報共有のために作成したものです。いわば身内を対象にした速報レポートであり、字句や表現の正確性より、大雑把な概要を素早く共有することを目的にしています。そういうものとご理解のうえ、ご覧いただければ幸いです。

そうはいっても、議員がホームページで発信することの重さは理解しています。文責は全て私にあり、事実関係の間違いや私の誤解、不適切な表現などがあれば、お詫び、訂正、削除するなど適切に対応いたします。

では、6月3日の委員会の概要を報告します。以下のリンクからご覧ください。

6.3保健福祉委員会報告

新型コロナ関連情報 ~6.3保健福祉委員会より~” に対して2件のコメントがあります。

  1. 前田和志 より:

    髙橋さんお久しぶりです。
    保健福祉委員会のメンバーになられたと言うことで、一つお伺いします。
    ワクチンの供給は潤沢にされているのでしょうか?現在高齢者の接種予約が行われていますが各地で問題になっているように岡山でも予約が出来ない状況があるようです。妻の実家は西大寺なのですが、ある病院に問い合わせたところワクチンの予約は今できない、9月1日から再開するので改めて電話して下さい。と言われ困って連絡がありました。インターネットで色々調べ西大寺地区で他の病院を見つけ連絡して見るように伝えました。自分が住んでいる庭瀬も予約が取りにくい状況のようです。岡山県では優先される高齢者がこのような状況下で64歳以下の接種券発行されると報道され、政府は1000人以上の企業の接種を進めるとの報道がありました。インターネットが使えなくても簡単に予約が取れるシステムは考えられないのでしょうか?かかりつけ医で予約が出来てその病院にワクチンが届けられれば遠くまで無理に足を運ばなくていいので高齢の方も助かるのでは無いでしょうか?身内で手助けが出来る方ばかりでは無いように思います。
    必要な所へ必要なだけ必要な物を届ける。TOYOTAの考え方です。
    ワクチンという特殊な物なので簡単では無いと思いますが、弱者救済でお願いします。
    何時も勝手な言い分で申し訳ございません。
    踏ん張りどころの時期かと思います。
    身体に気をつけて頑張ってください。

  2. 髙橋とおる より:

    ご質問にお答えします。

    >ワクチン供給は潤沢なのか?
    ワクチンの配布量、スケジュールは下記の通り
    ①5/31の週までに、第1クールから第6クール分として、ファイザー社製ワクチンが、医療従事者向け148箱(163,020回分)、高齢者向けに658箱(747,240回分)
    ②6/7又は6/14の週に、第7クール分として、同じくファイザー社製が高齢者向け228箱(266,760回分)
    ①+②の合計は、医療従事者向け163,020回分、高齢者向け1,014,000回分
    で、県下の医療従事者8万1,000人のすべて、高齢者56万人の84.5%に人が2回接種できる量にあたります。高齢者への7月末までの接種完了を見据え、「潤沢」かどうかは別にして「順調」に供給されていると説明を受けています。

    >西大寺などでは予約が取れにくい状況
    市町村によって接種状況に差が出てるのは事実です。大雑把に言えば、大きな市町ほど消化率が悪い傾向があります。また、同じ市内でも集団接種会場のように、接種に特化し大人数に回転よく打つ場所もあれば、地域のかかりつけ医の大半は、他の患者の診療もしながら接種にも対応していて、現場の対応、体制にはバラつきがあります。予約電話の受付態勢も市町村や医療機関ごとに差があります。ワクチンは順調に供給されてはいますが、それは全体の話で、個々の地域や診療機関によって偏りがあるのは事実です。接種ルートはいろいろあるので、少しでも早い接種を希望されているのであれば、前田さんが奥様のご実家にアドバイスしたように、複数のルートをあたるのが良いと思います。

    >インターネットが使えなくても簡単に予約が取れるシステムは考えられないか。
    その場合は、電話での予約になります、ただ、特に岡山市などでは繋がりにくいなどの苦情があるようです。岡山市では、回線や人員を増やすなど体制を強化しており、(不十分かもしれませんが)改善はしていると聞いています。一般接種に向け、議会からはさらなる体制強化が要望されていて、市も対応するとしています。
    ところで、社会全体がデジタル化していく中、ワクチン接種に限らず、役所への申請などをオンライン上で行う流れが加速しています。今やインターネットは生活インフラの一つであり、高齢者など、それが使えない人に、使えるように対処することも行政が取り組むべき課題だと思います。自治体には、町内会、老人会など地域で行うパソコン教室を支援するなどを提案しています。ワクチンの効果が年単位で持たないという研究もあり、ワクチン接種は来年以降も同じオペレーションを繰り返す可能性があります。そのときのためにも、ネットを使って予約ができる人を増やすべきだと思います。

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