政策 My Policy 2019ー2020

1.災害からの復旧・復興を成し遂げ、災害に強いおかやまへ


平成30年7月豪雨災害の被災者の生活・くらしの再建を支援します。災害の教訓を踏まえ、河川の改良改修、内水氾濫対策などを進めるとともに、住民の防災意識を高め、発災時の適切な避難行動に繋がるような地域防災の仕組をつくります。

2.ストップ!人口減少。人手不足への対応も強化

自然減対策として、婚活支援、子育て支援に取り組みます。社会減対策として、県内企業へのU・I・Jターン就職の支援、県外からの移住・定住を強力に推進します。産業労働力の確保に向け、女性や高齢者の働く環境の整備、外国人材受け入れ拡大への対応、産業人材育成プランの刷新などに取り組みます。

3.“チーム学校”の機能強化で質の高い教育を

教員の定数増や教師業務アシスタントの増員など校内スタッフの拡充を図ります。教員の長時間労働解消を進めるとともに、生徒一人ひとりと向かい合う時間を確保するためにも、仕事の優先順位付けや絶対量の削減、業務改善を推進します。私学助成や奨学金制度を充実させ、家庭の経済状況による教育機会の格差を解消します。

4.待機児童ゼロ、保育環境の充実

保育士の待遇改善を進めます。潜在保育士の人材情報の管理や就労支援などを通じて保育士不足を解消します。休日保育や延長保育を行う保育園の数を増やし、サービス業などで働く人の保育環境を整えます。病児・病後児保育の体制を拡充します。

5.持続可能な公共交通網、観光振興に資するの交通体系の確立

行政と事業者、関係者による協議の場を活用し、持続可能なバス路線網の確立をめざします。中山間地におけるディマンドタクシーの運行や、自動運転などの技術革新を踏まえた新しい公共交通の仕組について研究します。吉備線のLRT化や岡山市内中心部の路面電車の環状化、瀬戸内海の港湾や航路の整備など、まちづくりや観光振興に資する地域交通体系を確立します。

6.子どもの貧困対策の推進

子どもの貧困実態調査を踏まえ、子どもの居場所(子ども食堂など)づくりに取り組みます。学校を中心に学区の地域福祉に関係する人たちのネットワーク会議を設置し、個々の実情に応じたオーダーメイド型支援を推進するとともに、貧困家庭の子どもとその親が地域とつながるモデルをつくります。ひとり親家庭への支援を強化します。

7.議会改革は、徹底した情報公開から

政務活動費の収支報告書、領収書を議会のホームページで公開します。議員の海外視察は、原則、議会における事前承認事項とし、出張報告書をホームページで公開するなど、「不正」や「お手盛り」の絶無化に向け情報公開を進めます。